『つむぎの家』名前の由来と私たちの願い

こんにちは(*^^*) 本日は、私どもの事業所『つむぎの家』の名前の由来についてお話します。

「つむぐ」という漢字には「紡ぐ」や「績」あるいは「紬」といった文字があります。いずれの漢字も「糸」に関連していることにお気付きのことと思います。「糸」には、人と人との強い結びつき「絆」の文字を連想させられます。さらに「紬」には、まゆだまから糸を引き出すという意味があるようです。
「教育」をドイツ語では“Erziehen”(教育するという動詞)”Erziehung”(教育という名詞)と表現します。”er”は、「中から外へ」という意味の接頭語であり、これと“ziehen”「引き出す」という動詞がひとつになって”erziehen”(教育する)が生まれました。
「教育」とは、その子の持てる「よさを引き出す」という意味で捉えられますが、まさにこの「紬」も「繭から糸を引き出す」という意味なのです。「糸を引き出す」行為と教育の「子どものよさを引き出す」には相通じるところを強く感じます。
『つむぎの家』では、どんな子どもにもよさや可能性が潜んでいると考えています。そして、そのよさを引き出し、育てることが私たちの使命であると捉えています。微力ではありますが、私たちは保護者の皆様と共にお子さまを見つめ、可能性やよさを見出し、そのよさをつむいでいきたいと考えています。一人一人の子どもが、人生を確実に歩んでいくことを願っています。

コロナウィルス終息までの道のりは長くなりそうですが、感染拡大予防に努めながらも明るくポジティブな発想で、日々過ごしていきたいですね。ブログを読んで下さり、ありがとうございました(^^)/